『HUNTER×HUNTER 34巻』ヒソカVSクロロ【ネタバレあり】
連載再開と同日の26日に発売された34巻。
早速ですがネタバレ感想を書いていきます。
表紙はヒソカとクロロ。
あらすじ
暗黒大陸への出立を目前に十二支んはビヨンドの身柄を拘束する。
王位継承戦を控えた王子たちとその護衛、内通者を抱えるハンター協会。様々な思惑が交錯する中BW号は出航するのであった。
一方でビヨンド陣営ではパリストンを警戒したジンがナンバー2の肩書を手に入れる。
34巻の内容
天空闘技場ではヒソカとクロロの試合が始まります。
追われるのも面倒、死ぬまでやろうとデスマッチを提案するクロロに対し、
それを快諾するヒソカ。
除念後 クロロはヒソカを確実に仕留めるためスキルハンターで能力を集めていた。
シャルナークのブラックボイス、コルトピのギャラリーフェイク等の見知った念能力のほか新たに手に入れた能力で100%勝利すると宣言し試合は動き出します。
観客を利用しヒソカを徹底的に攻撃するクロロ。
ヒソカもバンジーガムで奮戦しますが次第に追い詰められていき、
デスマッチはヒソカの死によって幕を下ろします。
しかし、試合後ヒソカは復活した。"死後強まる念"を利用して。
パワーアップを果たし旅団全員を狩ることを決意したヒソカはマチをメッセンジャーに残し、シャルナークとコルトピを殺害しました。
34巻の感想
様々な考察が進んでいるヒソカVSクロロですが、
本誌で読んだ当時は、まさかのヒソカとクロロの戦いをここで消化してしまうという点、説明してくれているにも関わらず複雑すぎる内容に熱狂したのを覚えています。
今読み返してみると、ありえないくらい文字数が多い(笑)
しかしそれでもハンタ史上最も熱くなったバトルの一つなのは間違いありません。
ヒソカもクロロも微妙な立ち位置なうえに本気の戦闘描写も無さげで、こんな形でデスマッチをするなんて思ってもみなかったですからねぇ。
めっちゃ強いですよねクロロ。
他人の能力が使えるってだけでもヤバイのは分かりますが体術もヒソカ並という。
その強敵を相手にヒソカ視点で進むのがまた良い。
「ようやく本気で殺り合える」と向かっていくもクロロを捉えられず試合運びは一方的。
四肢がボロボロになっていく姿にはなんともいえない気持ちになります。
しかし復活した後のヒソカはちょっと怖いですね。
1ページで呆気なくシャルとコルトピを殺しちゃいましたし・・・ヒソカの本気度がゾワっと来ました。
流石に旅団戦闘員との殺り合いは描写してくれると思いたいですね~。
なんとあとがきでは冨樫先生自らヒソカVSクロロとその後の解説をされています。
本誌派にもこれは見てほしい。