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『CUBE ZERO』謎の立方体空間「キューブ」の核心に迫る【ネタバレあり】

キューブシリーズの完結編、キューブゼロを見ました。

内容はぶっ飛んでいましたが正統続編の「キューブ2」では
大きな組織によってキューブが製作され何かしらに関わってしまった人間が閉じ込められるというヒントが得られました。

キューブゼロは無印以前の物語ということで期待が高まります。

概要

「キューブ」シリーズの第三作であり、シリーズのプロットに倣って致命的な罠があちこちに仕掛けられた立方体の部屋が並ぶ迷宮に閉じこめられた人々の恐怖を描く。
内部を監視する人間にも焦点があてられキューブの核心に迫る内容となっている。

感想

最初はお馴染みの殺人トラップによる惨殺シーンだったんですが、初っ端からとびっきりのグロさで驚きました。
瞬間的に危害が加わるものに比べてえげつなさが半端ない。
あとから思い出しても気分が悪くなるほど印象的で恐怖を植え付けられました。

管理者視点で徐々に明かされていく謎

本作ではキューブを管理する人間・エリックが主人公。
エリックと同僚・トッドの話では、キューブの管理は企業と同様にピラミッド構造になっており彼らは一部署の現場責任者な模様。

しかし、そんな彼らでもキューブに関する詳細は聞かされていないようで
閉じ込められた人間や管理体制のおかしな部分について深く考えると記憶をいじられキューブ内に入れられてしまうらしい。なんて酷い職場だ。

また、重大な謎の一つであったキューブに閉じ込められる人間の話も語ってくれました。
どうやらそういった人間は死刑囚に限られていたようです。

無印では警察官や医療従事者、学生など様々な男女が登場しましたが、
全てキューブに都合の良い様に記憶を改ざんされた死刑囚だったみたいですね。


そう考えると脱獄に長けた人やキューブ関係者がいたことにも合点がいきます。
しかし管理者側からも時たま放り込まれることや今回のレインズのような異例が存在することを考えると、その話こそ管理者に都合の良い様に説明しているだけかもしれないですね。

無印に繋がるラストシーン

最後はエリックがキューブに閉じ込められてしまうという救いのない展開でしたが
個人的には良い終わり方だったなと思います。

エリック=カザンなのか、それとも特別優秀な人間はあのような症状にさせられてしまうのかは微妙なところですが・・・カザンとして考えた方が面白いかもしれませんね。


無印の人たちが脱出できたとして問題は最後の部屋での問い「神はいるかいないか」
クエンティン、ハロウェイ、ワースは即答して死んでしまいそうですね。
レンとレブンは微妙、一番可能性が高いのはカザン。

逆説的に言えば「特別優秀な人間はあのような症状にさせられてしまう」パターンなら覚醒した元職員が別回答をしていそうだし、やっぱりエリック=カザンなのかも。

 

キューブシリーズはこれでおしまい。最後まで見れて良かったー!

 

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